情熱医師・Dr.平島がいく

昨年(JPC2014)の参加者に感想を聞いてみよう!


笹野理奈(京都府立医科大学附属北部医療センター)

-昨年のJPC2014に参加した感想は?

当時はまだ医学生でしたが、実際に体を動かして所見を取り合って、とても楽しく技術を身に付けることができました。また、「へき地医療」に触れたことのない私にとて、患者さんが実際に必要とされている医療は何なのか、患者さん主体の医療の形はどんなものなのかについて考えさせられました。学びの多い充実したJPC2014でした!

-身体診察へのイメージは変わりましたか?

身体診察は「いかに早く正確にとるか?」だけでなく、「患者さんに触れる機会の一つとして非言語的コミュニケーションという観点」からも捉えるようになりました。聴診の際には左手を患者さんの肩に添えたり、表層から触知できる腫脹などは触診と同時に私のハンドパワーで治す!くらいの気持ちで念を送ったりしています。実際に手を当てることで患者さんに安心してもらえることを日々の診療で実感しています。

-JPC2014に参加して仲間は増えましたか?

JPCでなければ出会えなかったであろう熱いハートをもった全国の仲間に巡り合うことができました。当時医学生でしたので、実際に患者さんと接されている先生方のお話はとても刺激的で、自分もこんな臨床医になりたい!と思う沢山の先生方に出会うことができました。研修医として現場に出てみると、予想外のことが多く、反省ばかりの毎日ですが、心折れそうになったときはあの熱い夏の日を思い出して闘志を燃や直しています。心強い仲間がいっぱいできました。

情熱部員(JCHO徳山中央病院)

-昨年のJPC2014に参加した感想は?


JPCは他の数ある医療系勉強会に追随を許さない、参加した者の情熱に火をつけるものでした。どんな病院でも、例え自宅であっても、すぐに使える診療技術を学べた、そして診察オタクと呼ばれる先生方がどうやってスキルアップしてきたのかを聞けたので、診察オタクへの道を駆ける準備が整いました。私はもう今まだ分からないことがあっても怯まないし、その経験を有効に蓄積していけるはずです。

-JPC2014に参加して仲間は増えましたか?

自分の根本にある考え方を震わすほどの仲間を得ました。講師や参加者医師の「必要だったから、無茶かもしれないけど修行した」と言って貪欲に診療技術を広く深く伸ばす生き方が魅力的で、JPCの後に見学にいったくらいです。 熱い想いを持った先生方と会えたことで、目の前のことに真摯に取り組めば、こんな素晴らしい先生になれるんだとわかり、キャリアや研修プログラムへ対して、過剰に頭を悩ませることもなくなりました。

こひつじ(国立国際医療研究センター)

-昨年のJPC2014に参加した感想は?

はじめは遠くまで来たなと、少し不安でしたが、地元の方々、宿泊施設の方々が心から歓迎してくださり安心して過ごすことができました。講師も参加者も非常にきさくで面白い方ばかりでした。3日間飽きることなく楽しく過ごすことができました。

-身体診察へのイメージは変わりましたか?

あらためて身体診察の力を実感しました。各地の優秀な方々と学び合うことで、自分も彼らに負けないように身体診察を積極的に用いて診療していきたいと考えるようになりました。

-JPC2014に参加して仲間は増えましたか?

各地に仲間は居たのですが、このJPCを通して、目指すものが近い仲間たちがまだまだ多くいるということを知りました。彼らとのつながりを以て、身体診察をさらに極めていくことを目指していけたらよいなと強く感じました。